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猫にまみれて昼寝すりゃ♪それは至福の肉球パラダイス~♪猫の森の女主人ぼんふぁみーゆ♪ =^ω^=♪のネコ欲写メ日記 


by nekomamirehirune
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『崖の上のポニョ』 の試写会に行ってきました


『崖の上のポニョ』 の試写会に行ってきました_c0143333_10415165.jpg

崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの女の子・ポニョと出会う。頭をジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。宗介のことを好きになるポニョ。宗介もポニョを好きになる。しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。「人間になりたい!」ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。

全世界待望のスタジオジブリ最新作は、4年ぶりとなる、宮崎駿監督のオリジナル作品。少年と少女、愛と責任、海と生命。神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。(作品資料より)

監督・脚本・原作: 宮崎駿
製作: 鈴木敏夫
音楽: 久石譲
美術: 吉田昇
主題歌:藤岡藤巻と大橋のぞみ
出演: 奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子
2008年日本映画/1時間41分
配給: 東宝





土日の昼間の試写会ってことで親子連れの姿が沢山ありました。
子供向けを意識して作られたってことで
全体を通して非常にほのぼのした作りになってました。
セル画で作ったってことで画像もなんだか
懐かしい優しい仕上がりになってます。

今回は宮崎監督お得意の
「草原を風と共に走る」「風と共に空を飛ぶ」シーンはまったくありません。

「海を走る」

という今までに見ないシーンがあって新鮮な印象でした。
でも、なんてことのない食べ物(ラピュタの目玉焼きや千尋の塩おにぎり)が
とてつもなく
「美味しそう!!」
なのは、ポニョでも健在です!!
(ハム、ハム、ハム、ラーメン♪)

また、正直作品を見るまではポニョのキャラクターって
微妙だなあと(笑)思ってましたが
たまらなく
「かわいいっ!!」
ポニョの変身過程なんかはかなり「キモカワ系」ですが
かわいいんですよ。
そしてポニョが大好きになっちゃう宗介くんがまたかわいくって
母性本能わしづかみっ!!(爆)
いやはや、宗介君にメロメロになっちゃいましたね。
宗介の母のリサも働く元気なお母さん
ってことで共感できる部分も多々ありました。
(声の山口智子は非常にあっていました。ライラのコールター婦人よりよっぽど良かった・・・)

お話は冒頭に海の底のゴミだらけの場面が出てきたりして、
宮崎監督の独特の環境問題とかの
深いテーマがからむのか?!
・・・と、思いつつ、その部分がおきざりになっていたり、
つっこみを入れたくなる箇所は多々あったのですが・・・
今回はそういう部分は深く考えなくていいのかもしれません。

最近誰もが知ってるような子供向けの御伽噺をいくつか読んだのですが
結構唐突で話の所々置き去りになってる部分もあるんですよね。
「おい、あの件は結局どうなったんじゃい?!」
って突っ込みいれたくなったりして。
でも子供の頃は何の疑問を持たずに読んでいたわけで
大人的な視線で見ちゃうとまったく違ったものになってしまう。
それを考えればポニョに突っ込みは不要でしょう。

非常に楽しく見ることができたので
親子で満足でした。
エンドロールもかわいく楽しく、あっという間に終わるので
きちんとこの辺も子供向けを意識して作られています。
終了して思わず
♪ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ♪
と親子で口ずさんでしまいましたよ。



夕べ日テレの深夜番組を見ていたら
ポニョの宣伝用の番組がやっていたのですがその中で
ポニョの母であるグラン・マンマーレのイメージが
ジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」と言ってました。
宮崎監督はわざわざ海外の美術館まで作品を見に行ったんだそうです。
グランマンマーレは非常にインパクトのある登場のしかたをするのですが、
言われてみれば、ああ、なるほどと思えます。
ミレイは秋に渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで展覧会が開催されるので
ポスターや宣伝も出ています。http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_jemillais/index.html
ポスターになっている作品が「オフィーリア」です。
タイトルおよび、宗介くんの名前は夏目漱石の作品から取ったのだそうです。
そういう視線で見ると大人はまた楽しめるでしょうね。
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by nekomamirehirune | 2008-07-16 10:48 | 猫関係無い映画ネタ