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猫にまみれて昼寝すりゃ♪それは至福の肉球パラダイス~♪猫の森の女主人ぼんふぁみーゆ♪ =^ω^=♪のネコ欲写メ日記 


by nekomamirehirune
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「つぐない」試写会行ってきました。

忘れないうちの映画ネタを記録として書いておこうかと思います。
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「つぐない」試写会行ってきました。_c0143333_16840.jpg


すでに公開中ですが・・・
試写会で「つぐない」を見てきました。
これも猫かんけーありません!(笑)


解説: ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。幼く多感な少女のうそによって引き裂かれた男女が運命の波に翻弄(ほんろう)される姿と、うそをついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描かれる。運命に翻弄(ほんろう)される男女を演じるのはキーラ・ナイトレイと『ラストキング・オブ・スコットランド』のジェームズ・マカヴォイ。映像化は困難と言われた複雑な物語を緻密(ちみつ)な構成でスクリーンに焼きつけた監督の手腕に注目。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついたうそが、ロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまう。(シネマトゥデイ)


私にとっちゃひっさびさに一人で見に行く大人の映画です。
どれだけ一人で見に行ってなかったかっていうと
「ダヴィンチ・コード」からよっ!!
何年前なんだよー?!とほほ~・・・


「つぐない」はR12指定でしたが
過激なシーンというわけではなく
「言葉の表現(性的な言葉)」でひっかかったのかな、と思いました。
(↑これがかなり重要なキーになります)


文学性の高い作品で、個々の心理描写も良く出来ていたと思います。
よけいなBGMは少なく、
タイプライターの音が効果的に入っていました。
カメラワークも美しかったし
ラストの長回しのシーンも迫力満点でした。

ポスターチラシ等ではキーラナイトレイの顔が大きく出ているので
彼女が主人公かと思いましたが脇役です。
妹ブライオニーが主役で
少女時代を新人のシーアシャ・ローナンが演じていました。
この子が非常に良かったですね。
色白で地味で薄ーい感じの風貌。
濃い~い顔のキーラ演じる姉とは正反対で(笑)
「少女の持つ残酷性」が出ていました。
あまり美少女だったらそれを感じられなかったと思います。
彼女の着ている白いワンピースや部屋の様子が昔のイギリスっぽさがでていてかわいらしかったですね。


どこかのキャッチコピーで
「タイタニックに次ぐ身分違いの恋人達の愛の物語」
って見たけど

ぜんぜん違うだろォ~?!

確かに身分違いの恋人達のお話ですが趣がまったく違います。
あちらはカップル向け映画。
こちらはカップル向けじゃない(笑)
かなり重い話で、万人向けではないかもしれません。
非常に良く出来ていて面白い作品ですが
気分は沈みます。

私の行った試写会は
女性限定の試写会だったのですが
男性だと見方が大きく違うでしょうね。

ちょうど見に行った時期に
「痴漢でっち上げ事件」
(大学生の男が女性と組んで会社員の男性を痴漢にでっちあげて示談金を取ろうとした事件。女性が自首してわかったというやつ)
があったのですが、ニュースで
会社員の男性が
「免罪になるところだったんですから!恐ろしいです!!」
そういっていたのが印象的でした。
その事件とこの映画が微妙に重なって・・・
男性が見ると怖い映画かもしれません。

ブライオニーがついたウソで
人の運命を大きく変えてしまい
自分の運命も変え
皮肉な結果になっていく・・・

タイトルである「つぐない」
の意味がラストにかかってきます。

じっくりと考えさせる
良い作品でした。
by nekomamirehirune | 2008-04-20 01:08 | 猫関係無い映画ネタ